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魚油と褐色脂肪:注目したい研究の手がかり

著者: Global Runners——2 分で読めます

日本の研究者がマウスで、魚油が脂肪をためこむのではなく燃やす細胞を活性化する可能性を示しました。期待できる手がかりですが、サプリメントに飛びつく理由にはなりません。押さえておきたいポイントです。

魚油と褐色脂肪:注目したい研究の手がかり

マウスでの発見は研究の手がかりであって、まだ人へのアドバイスではありません。

研究の内容

2015年、京都大学のチームが、マウスに脂肪の多いえさを、魚油ありとなしで与えました。魚油をとったマウスは、ほかのマウスより体重の増え方が約5〜10%少なく、脂肪のたまり方も少なくなりました。

考えられる仕組みは、魚油に含まれるオメガ3脂肪酸が神経系を通じて、脂肪をためこむのではなく燃やして熱をつくる細胞を増やす、というものです。「褐色脂肪」や「ベージュ脂肪」と呼ばれます。

押さえておきたいこと

  • これは動物での研究です。人でも同じ効果があるのか、どれくらいの量が必要なのかはわかっていません。
  • サプリメントは無害ではありません。抗凝固薬など、一部の薬と相互作用することがあります。飲む前に医師や薬剤師に相談しましょう。
  • オメガ3をとるいちばん安全で楽しい方法は食事です。フランスの栄養ガイドラインでは、週2回魚を食べ、そのうち1回は脂ののった魚(イワシ、サバ、ニシン、サケ)にするよう勧めています。クルミ、なたね油、亜麻仁にもオメガ3が含まれています。

ランナーにとって、オメガ3はバランスのよい食事の一部です。ただし、どんな油も、定期的なトレーニング、睡眠、変化に富んだ食事の代わりにはなりません。

出典

  • Kim M. ほか「Fish oil intake induces UCP1 upregulation in brown and white adipose tissue via the sympathetic nervous system」Scientific Reports、2015年。PubMed で見る
  • フランス全国栄養健康プログラム(PNNS)、魚と魚介類の目安、mangerbouger.fr(フランス語)。

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