コーヒーは1日何杯がいい?
200件以上の分析をまとめた大規模な研究で、1日3〜4杯のコーヒーは、いくつかの病気のリスクが低いことと関連していました。コーヒー好きにはうれしい知らせです。注意点と、走る前のコーヒーについてもお伝えします。

コーヒーは毒でも万能薬でもありません。ほどほどの量なら、むしろ評判は上々です。
研究でわかったこと
2017年、イギリスの研究者が British Medical Journal に「レビューのレビュー」を発表しました。コーヒーと健康に関する200件以上のメタ分析をまとめたものです。結論は、コーヒーを飲むことは、リスクよりもメリットと関連していることが多い、というものでした。1日3〜4杯のあたりで、死亡率、心血管疾患、一部の肝臓病、2型糖尿病、一部のがんのリスク低下がもっともはっきり見られました。
これらは観察研究です。関連を示すもので、コーヒーが原因だと証明するものではありません。
注意点
- 妊娠中:カフェインの摂取は控えめにしましょう。医師や助産師に相談してください。
- 高齢の女性:たくさん飲む人では、骨折のリスクがやや高いことが示されました。
- 睡眠、動悸、血圧:コーヒーが合わないと感じたら、量を減らすか、カフェインレスにしましょう。
- 加える砂糖やクリームには注意。全体のバランスが大きく変わります。
走る前は?
カフェインは、多くの人の持久系の運動を助けることが知られています。走る1時間前のコーヒーは元気をくれるかもしれません。ただし反応は人それぞれで、胃が弱い人や動悸がする人もいます。練習で試してみて、大会当日に初めて飲むのはやめましょう。

出典
- Poole R. ほか「Coffee consumption and health: umbrella review of meta-analyses of multiple health outcomes」British Medical Journal、2017年。PubMed で見る
- フランス食品環境労働衛生安全庁(Anses)、カフェインに関する情報、anses.fr(フランス語)。
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